2006年5月1日

メーデーの連休を利用して、フランスとドイツの国境に近いホルンバッハという村に行ってきました。ここには8世紀にベネディクト派の修道院が建てられましたが、宗教改革で廃止され、30年戦争やペスト、大火などで荒廃したほか、第2次世界大戦では村ごと後背地に退去させられました。現在はその廃墟を利用して、近代的なホテルが作られています。フランスの国境までは、車でわずか20分。もはや検問所はありません。フランス側のビッチという町では、普仏戦争で激戦地となった城塞と、第二次世界大戦でフランスがドイツを迎え撃つために作った地下要塞マジノ線のトンネルの一部を見ました。詳しくはこのHPに後日発表する記事の中で、お伝えします。